今すぐ無料相談

外国籍エンジニアの採用|ベトナム人ITエンジニアは”安い労働力”ではない ─ 本当の価値とは 

  • 採用・面接
ベトナム人エンジニアは「安い労働力」ではない ─ 本当の価値とは

日本のIT業界は今、深刻な人材不足に直面しています。
経済産業省の試算では、2030年には最大79万人のIT人材が不足するとも言われています。そんな中、注目を集めているのがベトナム人エンジニアの採用です。しかし、多くの企業が「コストが安いから」という理由だけで採用に踏み切り、思うような成果が出ないまま終わっています。本当の意味でベトナム人エンジニアを戦力化できている企業は、彼らの”本当の価値”を正しく理解しているという共通点があります。

出典:経済産業省ウェブサイト(https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/daiyoji_sangyo_skill/pdf/001_06_00.pdf

ベトナム人ITエンジニアの本当の価値を知る1|「コストが安いから」という理由で採用すると失敗する 

プライス、周りを囲むビジネスマン

ベトナム人エンジニア採用を検討する日本企業の中には、「日本人より人件費が安いから」「コストを抑えたいから」という理由を最優先にするケースが少なくありません。しかし、この考え方こそが、失敗の入口です。 
確かに、短期的に見れば人件費は抑えられるかもしれません。しかし、モチベーションが低下し、定着せず、品質も安定しなければ、結果としてコストはむしろ増大します。 
重要なのは、「安いから採用」ではなく、”価値があるから採用”という視点です。ベトナム人エンジニアは、単なる代替人材ではなく、日本企業の競争力を高める“戦略的パートナー”になり得る存在なのです。 

ベトナム人ITエンジニアの本当の価値を知る2|ベトナム人エンジニアに対する誤解 

ビジネスマンバツをしている

「指示待ち」「品質が低い」「長く働かない」──。 
こうしたイメージを持っている企業もありますが、それは多くの場合、正しいマネジメントと設計がされていない環境で起きた問題です。 
ベトナム人エンジニアの本当の価値は、表面的な単価や国籍では測れません。ここからは、彼らが持つ“本当の強み”について解説していきます。 

ベトナム人ITエンジニアの本当の価値1|圧倒的な「成長スピード」 

未来へITが高速化のイメージ

ベトナム人エンジニアの最大の特徴の一つが、成長スピードの速さです。 
多くの若手エンジニアは、「学んだことをすぐ実践したい」「早く一人前になりたい」という強い意欲を持っています。新しい言語やフレームワークへの抵抗が少なく、キャッチアップ力も高い傾向があります。 
適切なフィードバックと学習環境を用意すれば、半年〜1年で驚くほど成長するケースも珍しくありません。これは、即戦力だけを求める日本市場では、見落とされがちな価値です。 

ベトナム人ITエンジニアの本当の価値2|素直さと吸収力の高さ 

まじめ、頑張るビジネスマン

ベトナム人エンジニアの多くは、フィードバックに対して非常に素直です。 
「なぜダメなのか」「どう直せばよいか」を丁寧に伝えれば、次回から確実に改善しようとします。これは、日本人エンジニアよりも顕著な場合もあります。 
この“素直さ”は、教育する側から見れば非常に大きな価値です。改善が積み重なることで、品質もスピードも着実に向上していきます。 

ベトナム人ITエンジニアの本当の価値3|日本市場への適応力が高い

報告連絡相談-ベトナム人ITエンジニアの価値

ベトナムは親日国として知られており、日本文化に対する理解や好意を持つ人が多い国です。 
日系企業での就業経験を持つエンジニアも増えており、「品質を重視する」「報連相を大切にする」「チームワークを尊重する」といった日本的価値観にも順応しやすい傾向があります。 
これは、他国のエンジニアと比較しても、大きなアドバンテージと言えるでしょう。 

ベトナム人ITエンジニアの本当の価値は”伸びしろ”|”育成前提”で考えるとROIが変わる 

人z内育成

多くの日本企業は、「即戦力かどうか」で人材を判断します。しかし、ベトナム人エンジニアの本当の価値は、「伸びしろ」にあります。
最初から100点を求めるのではなく、「半年後に120点にする」「2年後にリーダーにする」という育成設計を行えば、投資対効果(ROI)は日本人採用より高くなるケースも少なくありません。
短期視点ではなく、中長期視点で見ることが重要です。採用コストを”回収するもの”ではなく、”育てて増幅させるもの”として捉えられる企業だけが、この採用で本当の成果を出せます。

ベトナム人ITエンジニアの採用の価値は”組織改革”そのもの|多様性が組織の生産性を高める 

多様性のイメージ

ベトナム人エンジニアが加わることで、組織には”異質な視点”が生まれます。
日本企業にありがちな「前例主義」「空気文化」「属人化」に疑問を投げかけ、業務の言語化・仕組み化が進みます。
結果として、属人的だった業務が整理され、再現性の高い組織へと進化します。これは単なる人材補充ではなく、組織改革そのものです。外国人エンジニアの存在が、日本人社員にとっても「当たり前を見直すきっかけ」になるのです。

ベトナム人ITエンジニアの本当の価値を気づくのは企業側のスタンス|安さではなく「戦力」として見たとき、価値は跳ね上がる 

エンゲージメント

ベトナム人エンジニアを「安い人材」として扱えば、その通りの結果になります。 
しかし、「将来の中核人材」「チームを支える存在」として扱えば、彼らは驚くほどの成果を出します。 
重要なのは、企業側のスタンスです。 

  • どのように育てたいのか
  • どのような役割を期待するのか
  • どのようなキャリアを描いてほしいのか 

これを明確にすることで、単なる労働力ではなく、“仲間”になります。 

まとめ:ベトナム人ITエンジニアの採用は「単価」ではなく「未来価値」で決まる 

未来のIT社会のイメージ

日本のIT人材市場は、今後ますます厳しくなります。少子化による労働人口の減少、デジタル化の加速、AI活用の広がりによって、即戦力エンジニアの争奪戦はさらに激化していくでしょう。その中で勝ち残る企業は、「今いくらか」ではなく、「この人材が5年後にどれだけの価値を生むか」を考える企業です。
ベトナム人エンジニアは、その意味で非常に高い”未来価値”を持っています。成長意欲が高く、吸収力があり、日本文化への親和性も高い。正しく理解し、正しく育て、正しく活かせば、彼らは日本企業の最大の武器になります。「コストが安い人材」として扱うか、「未来をともに作るパートナー」として迎えるか──その判断が、5年後の組織の差になって現れます。
採用の視点を「単価」から「未来価値」へ。その一歩を踏み出す企業が、これからの時代を生き残っていくのです。

ベトナム人エンジニアの採用・育成について、もっと具体的に知りたい方はお気軽にご相談ください。貴社の状況や課題をお聞きしたうえで、最適な採用・受け入れ設計をご提案します。

投稿者プロフィール

VN NOmad
VN NOmadITマネージャー
ベトナム在住7年目のITマネージャー。IT事業の管理をしながら、現地スタッフのマネジメントや営業にも関わっています。海外で働くリアルな日常、異文化の中での気づき、失敗から学んだことなどを、ゆるく分かりやすく発信中。趣味はカフェ巡り、食べ歩き、読書、ウォーキング。
この記事をSNSでシェアする!