- 2026.02.02
はじめてのベトナム人ITエンジニア採用入門|技術スキルとヒューマンスキルの見極め方
- 採用・面接

近年、日本企業がベトナムITエンジニアを採用する動きはますます拡大しています。
ベトナムでは理系教育のレベルが年々向上し、若手エンジニア人口が豊富で日本企業との協働経験も増えていることから、採用対象として非常に魅力的な存在となっています。
しかし現場では、「スキルの見極めが難しい」等といったお悩みも依然として多くあります。
特にベトナムITエンジニアは、学習環境の違いや教育カリキュラムの多様性により、 候補者のスキルばらつきが大きい傾向があります。
そのため、採用の担当者が“技術の本質”を理解しているかどうかも、 採用成功の分岐点ともなるでしょう。
今回は、まずITエンジニアリングを捉えるための「エンジアリング知識」を、 いくつかご紹介してまいります。
※エンジニア採用未経験の方向けとしておりますが、エンジニアや現在エンジニア採用をされている方におかれましても、ご参考にいただけるかと思います。
ITエンジニアリングを、いまいちど整理しておく

採用の面談の前に、いまいちどITエンジニアリングについて、整理しておきましょう。
事前に確認をしておくことで、面接での質問やスキル評価が変わるでしょう。
フロントエンド
ユーザーが直接触れる画面の開発を担当します。
使用技術: HTML/CSS/JavaScript/React/Vue
評価ポイント: UI/UX理解、実装の丁寧さ、コードの読みやすさ
ベトナム人ITエンジニアは、一般的にフロント領域の学習スピードが速く、アウトプットでスキルを可視化しやすいことが特徴です。
バックエンド
アプリケーション内部の処理やビジネスロジックを扱う領域です。
使用技術: Java/Python/Go/Node.js
評価ポイント: API開発、データベース設計、セキュリティ意識
ベトナムではJavaやPHPの教育が広いため、日本での案件との相性が非常に良い人材が多い傾向にあります。
インフラ・クラウド
サーバー、ネットワーク、クラウド基盤を担当する領域。
使用技術: AWS/GCP/Azure
評価ポイント: システム運用経験、障害対応力、ネットワーク理解
近年はクラウド技術を学ぶ若手が増えており、日本企業の問い合わせ・保守業務との親和性も高まっています。
データ領域(AI・分析)
データ分析や機械学習モデルの構築を行う専門領域。
使用技術: Python/SQL/TensorFlow/PyTorch
評価ポイント: 統計理解、課題探索力、モデル改善の着眼点
海外大学出身者や留学生も、AI領域に強い傾向があり、日本のDX需要との相性も非常に良い分野です。
ITエンジニア以外の職種の面談もそうかもしれませんが、事前にその職種についての知識をおさらいしておくことで、質問精度も大幅に向上するでしょう。
採用担当者が技術理解を持つことが最大の武器になる

エンジニアへの理解を深めましょう
採用の担当者がエンジニアリングの全体像の理解を深めることで、採用の精度は劇的に向上するでしょう。
ただ、エンジニア専門家になる必要はないでしょう
もちろん、専門家になる必要はありませんが、知識もおさらいをしておくことで以下のようなメリットも得られるでしょう。
- 適切な質問ができ、スキル判断が正確になる
- 面接の質が向上し、候補者からの信頼も高まる
- ミスマッチが減り、早期離職を防止できる
- インターン制度や技術試験の設計がしやすくなる
組織文化・日本企業との相性の確認の確認

ベトナムのITエンジニアもそうですが、エンジニアを理解するうえで、 ギャップが起こりやすいヒューマンスキル項目を念頭に置くことも一般的に有効です。
報連相(報告・連絡・相談)スキル
各プロジェクトで求められる「報告・連絡・相談」のタイミングや方式は、異なることもあるでしょう。
特に以下の部分はギャップが生じやすいでしょう。
- 進捗状況を自ら定期的に共有できるか
- 問題発生時に初動が速いか
- “推測で進める”のではなく、不明点を相談する習慣があるか
- チーム内での合意形成や認識合わせが得意か
面談時には、これらのことも具体的に聞いておくと、より応募者への理解も深まるでしょう。
まとめ

ベトナム国籍のITエンジニア採用は今後さらに拡大が見込まれる分野です。だからこそ、技術への理解を持つ採用担当者の価値はますます高まっています。
採用成功のポイント
- 各技術領域(フロントエンド、バックエンド、インフラ、データ分析)の基礎知識を持つ
- 適切な技術質問でスキルレベルを正確に見極める
- 報連相などのヒューマンスキルも併せて評価する
- ミスマッチを防ぎ、長期的な活躍を実現する
弊社では、多数の優秀なITエンジニアが所属しております。ベトナム人エンジニアの採用をご検討の際は、ぜひ一度ご相談ください。
投稿者プロフィール

- ITエンジニア紹介 システムエンジニアリングサービス(SES)営業 受託システム開発営業 採用担当
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現在、営業として、ITエンジニア紹介、システムエンジニアリングサービス(SES)、受託システム開発を担当し、採用活動も行っています。
ITエンジニア紹介業務では、お客様の求める価値を丁寧に汲み取り、最適なマッチングを創出することを目指しております。
プライベートではジョギングで体を動かしたり、それから、ゆっくりとリラックスする時間を大切にしています。
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