- 2025.12.01
外国人エンジニアのSESビジネスでの活用について
- 採用・面接

SES事業を展開する企業にとって、エンジニアの市場での不足はビジネスチャンスにもなり得ます。
もっとも、それは提案可能な人材を十分に確保できてこそ実現するものであり、人材がいなければ機会を活かすことはできません。
しかしながら、売上拡大を目的として開発経験者の採用を進めようとしても、企業間で人材の獲得競争が激化しており、容易に採用できる状況にはありません。
ハローワークに求人を掲載しても応募がなかったり、採用媒体でスカウトメールを大量に送っても採用に至らなかったりと、採用活動に苦戦している企業は少なくありません。
中途採用を断念し、新卒採用へ方針転換する企業もありますが、即戦力となる情報系学部出身の大学生やITを学んだ専門学校生の採用も、近年は難しくなっています。
一方、開発未経験者であれば、求人を出せば一定の応募が見込めるかもしれません。
しかし、採用した未経験者にエンジニアとしての素養があるかどうかは不明であり、IT業界で長く働き続けてくれる保証もありません。
(数百時間レベルの事前学習をしている、もしくは採用選考の際にポートフォリオ等を持ってきていただけるような意識の高い求職者さんは別ですが)
さらに、案件への参画ハードルは経験者と比べて格段に高く、待機期間が発生するリスクも大きいのが実情です。
即戦力性が乏しいだけでなく、採用そのものが企業リスクとなる可能性もあるのです。
本コラムでは、このように人材採用に課題を抱える企業にとって、打開策の一つとなり得る外国人エンジニアの活用について記載をしたいと思います。
外国人エンジニアの採用手法

外国人エンジニアの採用手法としては基本的に日本人と変わりません。
ハローワークを活用したり、一定の金額をかけて採用媒体を活用したり、人材エージェントに頼るといった手法になります。
特に自社にマッチした人材を確実に採用していくためには人材エージェントの活用が手っ取り早いです。
AsianTech.Link では他社の人材エージェントを活用する場合と比べ、外国人エンジニアの紹介が中心のため紹介料は年収の20%と低コストに抑えることが出来ます。
(人材エージェントの相場は35%から40%)
外国人エンジニアの開発スキル

外国人エンジニアが母国で使用するプログラミング言語やデータベース、フレームワークに関しては日本と共通しているところが多く、日本のSES市場でも需要の高いJavaやC#、PHP、Pythonでの開発を得意とする人材が多くいます。
特に海外の優秀な大学を卒業している人材はプログラミング能力が高かったり、作業スピードが早かったりと実装工程ではかなりの活躍が見込めます。
また、最新技術へのキャッチアップが早い傾向があり、英語仕様書や海外APIの理解にも長けてるため、海外製ツールの導入・活用にも強い傾向があるため、あらゆる局面で頼りになる人材といえるでしょう。
外国人エンジニアの日本語能力

日本で働く以上、日本語を使用しての作業が出来るのは大前提だと思います。
昔から日本で働く外国人エンジニアとして代表格なのは中国国籍ですが彼らは漢字文化圏から来ていることもあり、日本語の習得スピードは速く、N1(日本語能力試験)という高いレベルの試験を合格している者も多くいるため、意図をくみ取った会話が出来たり、ドキュメントの作成も出来たりと日本人と同等の対応能力を持った人材も多くいます。
なお、ここ数年で増えているのはベトナムといった東南アジアやネパールといった南アジアの人材で、AsianTech.Linkでもこういった国々の出身者に注力をしています。
彼らの日本語能力に関してはピンキリで中国国籍と同じようにN1やN2を持ち、基本設計の工程から一人称で対応出来るレベルの人間もいれば、何とか実装工程が対応出来るレベルであるN3相当の日本語力を持った人材もいます。
設計書を基に実装するにしても、行間を読む力に関してはやはり高いレベルの日本語能力試験に受かっている者の方が対応力は高い傾向にあります。
外国人エンジニアの案件アサインについて

一斉配信される案件情報の中には、「外国籍不可」と記載されているものが届くことがあります。
防衛関連の案件については機密保持の観点からやむを得ない部分もありますが、それ以外の案件でも受け入れに制限が設けられている場合があります。
現場としては、「意思疎通が十分に図れないのではないか」という懸念や、注意点にも記載した品質面での課題を過去に経験したことが理由として考えられます。
そのため、案件を探す際には一定の制限が生じ、日本人エンジニアと比較すると営業工数が多くかかる場合もあるかもしれません。
しかしながら、現在のIT人材不足の状況において、外国人エンジニアに対する現場からの需要は確実に存在しています。
受け入れに前向きな現場を見つけることで、安定的な稼働にもつながりますので、外国人エンジニアの活用はこれからの時代、必要になっていくと思います。
終わりに

現場とのミスマッチを防ぐためには信頼のおける人材紹介サービスの活用が不可欠です。
弊社が運営しているAsianTech.Linkではこれまでの豊富な経験を活かし、最適な人材の紹介を行うことが可能です。
グローバル化が進む中で単なる「リソース確保」だけではなく、外国人エンジニアの活躍は企業の競争力向上にも寄与すると考えていますので、外国人エンジニアの採用に関して一度検討をいただければと思います。
