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徹底解説!ベトナムでITエンジニアを採用する際の注意点と成功のポイント 

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徹底解説!ベトナムITエンジニアを採用する注意点と採用のポイント

ITや技術が世界でめまぐるしく進化する今日、日本における外国人の情報産業部門で、中国・韓国についでベトナム人が第3位となっています。
(参照:厚生労働省「外国人雇用状況」の届出状況表一覧(令和6年10月末時点)[PDF形式:10.7MB]) 

ベトナムには優秀なIT人材が多く、日本企業にとってもコストやスキル、将来性の面で魅力的な選択肢になっていることも一つの要因といえます。 

しかし、現地での募集・採用するには、日本人とは異なるポイントで注意する点があります。採用後に齟齬やトラブルがないように、ポイントの整理やリスク管理をすることが重要です。今回は、ベトナムやベトナム人の国民性や価値観を踏まえて、人材採用時にベトナム人が優先する事項、そしてその対策について解説していきます。 
ベトナム人のITエンジニアの採用を検討されている方には、必見の内容になっています!  

ベトナムはどのような国? 

ベトナム国旗がゆれる街並み

南北に長いベトナムは、東南アジアに位置する社会主義共和国です。 
北には首都ハノイ、南には最大の経済都市であるホーチミンが位置し、それぞれ独自の文化や歴史をもっています。 
母国語はベトナム語ですが、日本よりは英語が話せる人口が多い傾向にあります。 
ベトナムでは、1998年に制定された教育法に基づき、初等教育(小学校)で英語とコンピューターの授業が導入されており、中等教育(中学校)ではソフトウェア・コーディングやIT関連の科目が教えられています。 
こうした教育体制の結果、年間約5万人のIT技術者を輩出しており、IT人材大国と呼べる存在になりました。 

ベトナム人の国民性とは? 

ベトナムのトゥクトゥク

ベトナム人の性格は、南北で多少の違いはあるにせよ、「陽気で明るい」というイメージを抱く人も多いでしょう。実際に付き合ってみると、「真面目で勤勉」「恥ずかしがり屋」な一面があり、日本人との共通点も多く感じられます。 
ベトナムの人々は家族との時間を非常に大切にします。家族第一の価値観が根付いており、家族の病気や行事があれば、仕事を休んででも側にいるのはごく自然なことです。もちろん、性格や習慣は地域や個人によって差がありますが、丁寧にコミュニケーションを取りながらお互いを理解していくことで、良好な関係を築いていけるでしょう。 

ベトナムのITエンジニアの働き方

コードがかかれている画面

ベトナム人は真面目で勤勉、向上心が強く、成果主義を好む傾向があります。 
 また、礼儀や敬意を重んじる儒教文化の影響も強く、目上や仲間への敬いが職場でも表れます。 一方で、家族を最優先する価値観が根付いており、家族の事情によっては仕事よりもそちらを優先することもあります。 
そして同僚とは家族のような関係を築き、温かく信頼感のあるコミュニケーションを大切にします。 

ベトナムのITエンジニアを採用する際の注意点 

スーツで指を指を1本だす男性

ベトナムという国や働き方の特徴を踏まえたうえで、ITエンジニアを採用する際には慎重かつ戦略的なアプローチが不可欠です。市場の成長スピードや若手人材の流動性など特殊な背景があるため、単にスキル重視だけでなく 離職リスクや文化的な価値観に対応した対策を講じなければなりません。それでは、具体的な注意点とその対策を整理していきましょう。 

ベトナムでITエンジニアを採用する際の注意点1:ジョブホッピングが一般的 

ビルから街を見下ろした風景

短期間で転職を繰り返す「ジョブホッピング」は、ベトナムではごく一般的です。 
では、なぜベトナムではこうした行動が当たり前なのでしょうか? 
以下に主な理由と、それに対して企業が取るべき対策を整理しました。 

理由1:賃金のアップが目的

多くの若手エンジニアが、より高い給与を得るために転職を選びます。経済成長の中で、スキルを持つ人材には複数の選択肢があるためです。また、家族との生活を大切にしているためより給料が良いところを求める傾向にあります。

理由2:キャリアアップが目的 

ベトナムの若手は、新しい技術を学びたい、責任あるポジションを目指したいという強い意欲を持っています。ベトナムは年功序列を好む傾向にはありますが、最近のIT技術者は、より良い成長の場を求める傾向があります。 

対策1:キャリアプラン・ビジョンなどを共有する

将来どうなりたいか、どのようなスキルをつけていきたいかを丁寧にヒアリングをしていきましょう。企業側の提供できるキャリアパスとすり合わせすることで、お互い認識のズレを防止することが重要です。ベトナムの若手エンジニアはキャリア成長を重視する傾向が強いため、こうした対話を通じて長期的な呈茶をうながすことができます。 

対策2:教育研修制度の活用を促す 

入社時には、教育研修制度を明確に伝えましょう。 
例えば、資格取得による給与アップや定期的な目標設定をなどキャリアの進捗を可視化します。そして制度の活用を積極的に促し、互いを理解しながらモチベーションと技術力をともに高められる関係を築いていきましょう。 

ベトナムでITエンジニアを採用する際の注意点2社風や福利厚生も重要! 

窓辺のあるオフィスで仕事する人たち

給与はもちろん大きな要素と言えますが、「どういう会社なのか」「どんな制度があるのか」といったような社風や福利厚生などもベトナム人にとっては非常に重視されます。 
また、リモートやハイブリッド出勤などの柔軟な勤務制度も大きな魅力になります。 

対策

  • 社員紹介動画や写真を使って実際の「働く雰囲気」を可視化する。 
  • リモート勤務やフレックスなどの柔軟な勤務、福利厚生を明示して、魅力的な職場であることを提示する。

ベトナムでITエンジニアを採用する際の注意点3:履歴書だけでなく、スキルは実践で確認する! 

コードがうつる画面

履歴書では高いスキルに見えても、実際の開発力には差がある場合があります。コーディングテストや課題を採用プロセスに取り入れることで、実力を正確に把握できるようにしましょう。 

対策

  • コーディングテストやポートフォリオ/GitHubの成果物を評価に活用しましょう。 
  • 面接では「これまでのプロジェクト経験」に重点を置き、具体的にどのような技術を使って何を実現したかを深堀りしましょう。 

ベトナムでITエンジニアを採用する際の注意点4:合否の連絡はなるべく即日!

男性がスマホをさわる

ベトナムでは他社との採用競争が激しく、オファーが遅れる優秀な候補者が他社へ流れてしまう可能性が高いです。意思決定は迅速に行い、選考途中でも細かいフィードバックをいれることで、求職者の安心と信頼を得ていきましょう。 

対策

  • 書類・面接の合否は可能な限り即日の通知を目指す 。
  • オファー前に「条件面談(給与・勤務条件など)」を行い、期待値をすり合わせておく。 

まとめ 

ベトナムでITエンジニアを採用する際は、日本とは異なる点を注意しなくてはなりません。ジョブホッピングが一般的で離職リスクが高いため、キャリアプランと対話や研修制度の提示などで長期的な定着を図る必要があります。 
また、社風や福利厚生は給与と同じくらい重視されるポイントです。 

実践的なスキルの確認や選考中の連絡なども信頼構築には欠かせません。
文化や価値観を理解しつつ、柔軟かつ戦略的な人材戦略を持つことが成功する近道になります。